#08 2024年03月 寒の戻り

 寒の戻りで雪の降る中馬場に行って、先日の総会案内の発送準備を手伝ってくれた学生さん達にアルバイト料を支払ってきました。時給1000円と最低ラインではありますが、喜んでくれました。ちょうど朝当の時間で、飼いば桶においしそうな朝ごはんが入っていました。

 

 ボロの処分について、担当の岩本君と3年生に話を聞いてきました。ついでに出てきた話についても報告します。

 

ボロバックについて(レポート7と重複するところもあります)

 ボロはたい肥を作って販売している農家の菊地さんが引き受けてくれている。昨年までの運搬費用は1回11万円だった。菊地さんが8万円を負担してくれて乗馬部は3万円を支払っていた。年に4~5回で多くても15万円だった。今年に入って、運搬する業者が代わり1回の運搬費用が18万円になった。(←3/2に聞いた金額と違うが、こちらが正しい。)

 2月のボロ運搬費用では菊地さんの方から「乗馬部から今までと同じ額しかもらわないと赤字になってしまうから、8万円負担してくれ」と打診されたようです。それを2/23の放流の会で学生さんが工藤さんにお話ししました。その時「もう少し交渉してみたらよいのではないか」ということになって、工藤さんが口添えしてくださったのかどうか、次に話したときは菊地さんが12万円負担するから乗馬部で6万円負担してくれという話になったようです。

 

 

 ボロの処分代が倍になったので乗馬部としても予算を立てる段階で困り、増加分を杜鞍会に助けてもらえないかという話になったようです。3万円×4回=12万円の支援をお願いされました。

 ちょっと感心したのは、この報告を岩本君が私にしていた時に、そばで聞いていた3年生の猪瀬君が「岩本、乗馬部の負担額が少し減ったこと工藤さんに報告したか?ちゃんと連絡しないとダメだよ。」と確認していたことです。なんだか嬉しくなりました。

 

② 杜鞍会から乗馬部への支援金80万円について

 今までは学馬連(JRA)や杜鞍会からの各種支援金は、部費と合計して支出に振り分けていた。過去には遠征費用などの補助にも使っていたと思う。毎年収入が足りなくて、年度をまたいで借金をしたり、3月末の年度末に一人3万円位の臨時徴収をして何とか乗り切っていた。今年度は遠征費を基金から引き出すことに成功したので、今のところ借金もなく、年度末の臨時徴収もしなくて済みそうだ。

 杜鞍会からの支援については、少しは落ち着いたとはいえまだ高い飼料代の補助に使っている。飼料代については圧ぺん・ふすまなどは大学がすべて持ってくれているが、乾草は半分は乗馬部が支払っている。昨年度は150万円余り。今年度の支払いのうち約半分を杜鞍会に支援してもらっている計算になる。

 毎年11月の末に、JRAから学馬連を通して100万円近くの支援金があります。昨年度(2022年度)は飼料代の高騰に合わせて12月にJRAから追加(50万円)の支援が来ていましたが、今年度(2023年度)はまだ聞いていません。飼料代が少し落ち着いてきたので、あるいは無かったのかもしれません。

 乗馬部では夏場は学生たちも草刈りをして頑張っているようです。

 

③馬運車の運転をするOBを登録するための書類について。

 まだ主務の手元に来てなくて、再度3/23に取りに行くことになりました。

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 書類の提出が間に合わず、今年度は赤林さんのみ追加登録しました。吉田さんは来年度登録していただきます。

 

④馬匹の入れ替え

 大雑把な馬匹計画についても3/23 までに作っておくそうです。次に出厩するのはモネとのことでした。春に入厩する馬の目星も少しついているようです。

 

⑤馬房天井の状態について

 屋根の雨漏りで傷んだ2階の床を直した業者の話では、2階の床板の厚さも現在の建築基準の半分しかないとのことでした。実際学生さん達が2階に上がって作業すると、時々床板が大きく沈んで足が抜けて落ちるのではないかと思うような場所もあるようです。藁を落とすための穴も各馬房の前に一つずつあって、落とすには便利ですが穴の上にベニヤ板が乗っているだけのようですから危険度は大きいです。

 案内してくれた学生さんが言うには、「穴の上にわらが積んであれば足を載せることはないので大丈夫だけどわらが少しだけしか乗っていないと危ない。」とのことでした。せめて蝶番の付いているふたにするとか、穴は塞いで滑り台を置いてわらを滑らせて落とす仕組みにするとかできないかと言っていました。私もそう思います。

 

 屋根が雨漏りし、それによって馬房2階のわら保管場所の床板が腐ってしまっていること。乗馬部の学生が現在の建築基準に合わない薄い板の上を、しかも板がずれたりして隙間が空いてしまったら落ちてしまうような穴の開いてる床の上で作業しなくてはならないような状況は、このままにしておいてよいとは思えませんでした。建物も古くなってくるとゆるみが生じてきます。

 

 優秀な東北大学の学生がこんな怪我で大事な頭脳を傷つけることになったら、日本の大きな損害だと思います。できればすぐに対策をする必要があるのではないかと思いました。

 ※ちなみに馬房の建物は雨どいも壊れています。雨が降るとインドアへの通路が水たまりになります。

 

⑥学生課、大学の基金の会計との話し合いについて

 昨年秋から学生課との話し合いの日程がなかなか決まらず、主務が苦労しているようです。でも諦めたわけではなく、学生課との話し合いをするため連絡を取っているようでした。3月後半になって、新3年生の庶務が決まり活動も始まったようです。

 

⑦ 今後の乗馬部の試合について

 詳しくは学馬連の総会から資料をもらってきたら教えてくれるそうです。分かっている範囲で教えてもらいました。

3月末  県民大会

4月末  南相馬講習会

5月初旬 県民大会

6月1・2日 七大学戦 (名古屋大)                        

7月13~15 トライアル(南相馬)=東北地区の大学の大会(北海道を除く北日本)

9月4~8  北日本学生馬術大会  南相馬

10月30日~11月4日  全日本学生馬術大会  馬事公苑

12月6~8日  全日本学生馬術選手権  三木ホースパーク   

以上

2024年06月23日

(作成は03月09日)